院長の宮脇です。 今日は比較的暖かいですね(^v^)。
血圧について第二弾をお届けします!
「血圧をコントロールしているのは自律神経」と先々週ご説明しました。
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血圧のコントロールをしているのも自律神経
高血圧の患者で頭蓋骨、頸椎のアプローチをすると、血圧が下がる方がおられます。
勿論自律神経へのアプローチが要因の一つになっていると思うのですが、
心臓から全身に巡る血液ですが、一番重要なのが「脳」への血液供給です。
心臓から出た血液は、必ず「首」を通ります。
重力に逆らって、心臓より上にある脳へ向かって血液を送るには
相当のポンプ作用で圧をかけて上に送らないといけないです。
通り道である「首」の環境が悪いとどうでしょう?
物理的に圧迫しているのは、良くない状況です。
流れが悪いので、心臓は一生懸命ポンプ作用で血液を送ろうとしますよね?
ここで大切になってくるのは、綺麗な血の『動脈』の流れは勿論
汚れた血の『静脈』の流れも非常に重要です。
汚れた血が滞らずに戻る事で、
酸素と栄養が詰まった綺麗な血がまんべんなく行き渡るのですね。
『動脈』も『静脈』も神経によって支配を受けており、
首の筋肉筋膜の間を通って、頭蓋骨の穴から脳へ血液が行きます。
頸椎、頭蓋骨をアプローチして、治療が進むと血圧が下がる患者様は
その流れが良くなるのが理由の1つだと考えられます。
最後までお読み頂きありがとうございます(*^_^*)